映画【シェルター】感想(ネタバレ)

shelter
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●こんなお話

 精神科医が超常現象に襲われる話。

●感想

 無神論者には天罰が下るという展開は日本人にはあまり感情移入できない話で、この映画のモチーフ自体が馴染みのないストーリーなのがのりきれない感じでした。

 多重人格者だと思っていたのが、どうやら多重人格ではないのではないかと主人公が真実を突き止めようとする話の入り方はとても面白かったです。けれどもその捜査の仕方が地味でなかなかの退屈っぷりでした。

 そして、かつて悲劇があった村に行くと一気に話はオカルトの方向に行って、解決の方法もオカルトな方向なので、ポカンと見つめるしかなかったです。そもそも何でこの主人公一家が襲われるのかが謎でした。

 後半は話がハチャメチャな感じに突き抜けていくので、もはや主人公たちにピンチが襲っても何でもありな話に流れてるので何の感情移入ができなかったです。恐怖演出もこれといって目新しさがなく。監視カメラに映る謎の影なんかは、気になりましたが。その正体が音波だ! みたいな正体ってのも。何で音波? と突然の流れなのでついていけないです。

 とはいえ、役者さんたちの熱演は素晴らしく集中してみることが出来ました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/06/05 DVD

監督マンス・マーリンド 
ビョルン・ステイン 
脚本マイケル・クーニー 
出演ジュリアン・ムーア 
ジョナサン・リス・マイヤーズ 
ジェフリー・デマン 
フランセス・コンロイ 
ネイト・コードリー 
ブルックリン・プルー 
ブライアン・アンソニー・ウィルソン 
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