映画【アップルシード アルファ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 世界大戦後の世界で傭兵をしている主人公たちが少女を救ったことにより悪い軍人とかと戦う話。

●感想

 映像は綺麗でカッコいい音楽の中で銃撃戦を繰り広げられて楽しめる90分でした。
 けど、主人公の2人にあまり魅力を感じられませんでした。冒頭で紹介のアクションシーンがあって、そこから地元のボスに仕えていて、関係を絶ちたいけど断れないでいる。
 この主人公たち、戦闘のプロなのはわかりますが、何故、途中で女の子を救おうとするのか? いつの間に母性本能が芽生えたのかがわからなかったです。素性がよくわからない相手と一緒に逃避行をする動機部分が見ててわからなかったです。
 カタキ役の軍人たちもそんなに面白い役回りでもなくてステレオタイプなキャラクターだったので、主人公たちと戦ってもそこまで盛り上がることはなかったです。結構、長く紹介される主人公を治療する男なんかも時間かけていたわりには、中盤からあんまり絡んでこないので構成的にどうなんだろう? と思ってしまいました。

 主人公たちより地元のボスの双角というキャラクターが面白くて、何度もやられても復活して戦う姿はよかったです。

 クライマックスの戦いなんかも、シリーズの戦いに比べたら綺麗ですが、既視感いっぱいのビジュアルなので眠たかったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/01/18 TOHOシネマズ府中

監督荒牧伸志 
脚本マリアン・クラウジック 
原作士郎正宗 
青心社 
出演(声)小松由佳 
諏訪部順一 
悠木碧 
高橋広樹 
名塚佳織 
東地宏樹 
玄田哲章 
堀勝之祐 

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