●こんなお話
半永久機関の仕組みを発明した10歳の少年がアメリカ大陸を横断しなが罪悪感にさいなまれている少年の再生物語。
●感想
寓話的なヴィジュアルの中に心優しい天才少年目線の物語が何とも心地のいい映画でした。主人公の魅力もよかったですが、100年生まれるのが遅かったカウボーイの父親と昆虫博士の母親、ミスを目指す姉、愛犬タピオカ。そして双子の弟。
家族の愛を求めながら、家族から愛された弟のことを思っていて自分の存在を否定してしまって、発明界の賞を受賞式に参加するために天才少年な発想と行動力での冒険。小さい身体で頑張る姿を応援したくなる主人公の姿。冒険で出会う人々たち
そして授賞式のスピーチで明らかになる弟に対する想い。そしてインタビュー番組で母親として、そこで母親の台詞は感動的なものでした。その後の父親と母親と家に帰り、トースターの生まれ変わりとして新しい命が生まれる。
ただ個人的には冒険が始まるまでがチト長いかなと思ってしまうものもありました。アメリカの家族愛っていいな、と思える素敵な映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/01/24 イオンシネマ多摩センター
リンク
監督 | ジャン=ピエール・ジュネ |
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脚本 | ジャン=ピエール・ジュネ |
ギョーム・ローラン | |
原作 | ライフ・ラーセン |
出演 | カイル・キャトレット |
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ヘレナ・ボナム・カーター | |
ジュディ・デイビス | |
カラム・キース・レニー | |
ニーアム・ウィルソン | |
ドミニク・ピノン |
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