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	<title>梅桃電影記</title>
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	<title>梅桃電影記</title>
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		<title>映画【トゥルー・グリット】感想(ネタバレ):少女と老保安官が挑む復讐の旅路</title>
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		<pubDate>Thu, 27 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[DVDorBlu-ray]]></category>
		<category><![CDATA[U-NEXT]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆☆]]></category>
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		<category><![CDATA[時代劇・西部劇・歴史劇]]></category>
		<category><![CDATA[洋画]]></category>
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					<description><![CDATA[●こんなお話 　父親を殺された少女が2人の男と犯人を追いかける話。 ●感想 　何と言っても印象的なのは、映画が始まった瞬間から広がる圧倒的な映像美です。雪に覆われた荒野や広大な風景がスクリーンいっぱいに映し出され、その美 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　父親を殺された少女が2人の男と犯人を追いかける話。</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　1878年、アーカンソー州。14歳の少女マティ・ロスは、父フランク・ロスが殺害された知らせを受ける。父は使用人として雇っていたトム・チェイニーとともに町へ来ていたが、酒に酔ったチェイニーが酒場で揉め事を起こし、それを止めようとした際に銃で撃たれて命を落としていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　チェイニーは父の銃と馬を奪い、そのまま逃亡していた。マティは父の死を悲しむだけではなく、犯人を自分の手で捕らえて法の裁きを受けさせることを決意する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　まだ14歳の少女ながら、マティは大人相手にも一歩も引かない態度で行動する。フォートスミスへ向かい、父の遺体を引き取り、葬儀の手配や財産整理まで自分自身で進めていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　父を殺したチェイニーを追うため、マティは腕の立つ連邦保安官を探す。そして名前が挙がったのが、ルーベン・“ルースター”・コグバーンだった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　コグバーンは片目を失った年老いた保安官で、酒を好み、荒っぽい性格の持ち主だった。しかし、犯罪者を追跡する能力や危険な場面で相手を撃ち抜く度胸を持ち、周囲から恐れられる存在でもあった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　マティはコグバーンに父の仇討ちを依頼し、チェイニーを捕まえるための報酬を提示する。しかし、コグバーンは最初、少女の依頼を真剣には受け止めない。危険な旅になることを理由に、マティを同行させることも拒否する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それでもマティは諦めず、父から受け継いだ財産を使って報酬を用意し、強い意志でコグバーンを説得する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その頃、テキサス・レンジャーのラ・ビーフもチェイニーを追ってフォートスミスへやって来る。チェイニーはテキサスで州議員殺害の容疑もかけられており、ラ・ビーフにとっても捕らえるべき相手だった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ラ・ビーフはコグバーンと協力してチェイニーを追おうとする。しかしマティは、チェイニーをテキサスへ連れて行かれることを望まなかった。父を殺した罪でアーカンソーの法廷に立たせることにこだわり、二人の協力関係に反対する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　最終的にコグバーンは依頼を引き受けるが、マティを連れて行くつもりはなかった。翌朝、コグバーンはラ・ビーフとともに先に出発する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかしマティは二人を追い、馬に乗って荒野を進む。川を渡りながら追いついたマティの行動力に、コグバーンも驚かされる。ラ・ビーフは少女を危険な旅に同行させることに反対し、コグバーンのやり方にも不満を持つ。三人はそれぞれ異なる目的を抱えながら、チェイニーを追う旅を続けることに。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　やがて一行は、チェイニーが“ラッキー”・ネッド・ペッパー率いる強盗団と行動していることを知る。コグバーンとマティは雪に覆われた荒野を進み、手掛かりを探していく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　途中で二人は山中の小屋を発見する。そこにはネッド・ペッパー一味と関係する男たちがいた。コグバーンは情報を得ようとするが、状況は銃撃戦へ発展する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　コグバーンは相手を次々と撃ち倒し、マティを連れてさらに追跡を続ける。しかし、ラ・ビーフとは意見が合わず、一度別行動を取ることになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　旅の中で、マティとコグバーンの関係も少しずつ変化していく。最初は酒好きで乱暴な老人にしか見えなかったコグバーンだったが、マティは彼の持つ保安官としての実力を知っていく。一方のコグバーンも、強い意志を持って父の仇を追い続けるマティの覚悟を認めるようになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ある日、マティは川辺で馬に水を飲ませている男を発見する。その男こそ、父を殺して逃亡していたトム・チェイニーだった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　マティはチェイニーに銃を向け、自分が父親の娘であることを告げる。チェイニーは最初、少女を相手にしようとしなかったが、マティが本気で追跡してきたことを知ると態度を変える。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　マティは銃を撃つが、弾はチェイニーの腕をかすめ二発目は不発。チェイニーはマティを捕らえ、ネッド・ペッパー一味のもとへ連れて行く。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ネッド・ペッパーはコグバーンと因縁を持つ男だった。彼はマティを人質に取り、コグバーンへ追跡をやめるよう要求する。しかしコグバーンは諦めることなく、ネッド一味との対決へ向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その後、ラ・ビーフがマティを救出し、チェイニーと対峙する。コグバーンは一人でネッド・ペッパーたちの前へ現れ、馬に乗ったまま銃撃戦を開始する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　複数の敵を相手にしながら、コグバーンは圧倒的な射撃能力を見せる。ネッド・ペッパーにも銃弾を浴びせるが、自身も負傷して倒れ込む。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ネッドがコグバーンにとどめを刺そうとした瞬間、ラ・ビーフが遠距離から狙撃し、ネッドを撃ち倒す。その直後、チェイニーはラ・ビーフを襲撃して倒す。マティは落ちていた銃を手に取り、ついに父を殺した男と向き合う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　マティはチェイニーを撃ち、父の復讐を果たす。しかし、その衝撃で足場を失い、深い穴へ落下する。穴の中にはガラガラヘビが潜んでおり、マティは腕を噛まれてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　コグバーンはマティを助けるため穴へ降りる。負傷した彼女を抱え、ラ・ビーフの協力を得ながら脱出する。毒に侵されたマティを救うため、コグバーンは急いで町へ向かう。二人を乗せた馬リトル・ブラックは長距離を走り続けるが、限界を迎えて倒れてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　コグバーンは馬を休ませることもできず、最後には自ら馬を撃ち、マティを抱えて歩き続ける。荒野の中を進み続けたコグバーンは、ついにマティを医者のもとへ送り届ける。マティの命は救われるが、彼女が目を覚ました時、コグバーンの姿はすでになかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それから25年後。大人になったマティは、父の仇討ちの旅とコグバーンとの時間を振り返る。彼女の腕はヘビの毒による影響で失われていたが、マティはコグバーンからの知らせを受け、再会するために向かう。しかし、彼はすでに亡くなっていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　マティはコグバーンの遺体を引き取り、自分の家族の墓地へ埋葬する。かつて荒々しい保安官だった男との旅を思い返しておしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　何と言っても印象的なのは、映画が始まった瞬間から広がる圧倒的な映像美です。雪に覆われた荒野や広大な風景がスクリーンいっぱいに映し出され、その美しさを見るだけでも作品への期待が高まりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　本作は、父親の仇を追う少女と老ガンマンによるロードムービーですが、特にクライマックスでコグバーンがマティを救うために行動する場面が素晴らしかったです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それまで酒に酔い、愚痴をこぼし、周囲からも扱いづらい人物として描かれていたコグバーンが、マティの命を救うために全力を尽くす姿は非常に印象的でした。ダメな老人に見えていた男が、最後には誰よりも頼れる存在になる。その変化が大きな魅力になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方で、物語の流れだけを見ると、チェイニーを追う旅の途中は少し単調に感じる部分もありました。コグバーンの酔っぱらった態度や、ラ・ビーフとの言い争いが続き、敵のいる場所を探しているのに、いざ到着すると敵がいない。そして偶然のように川辺でチェイニーを発見する展開には、少し急に感じるところもありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかし、銃撃戦の描写は素晴らしかったです。西部劇らしい派手さだけではなく、銃が簡単には当たらないことや、不発が起きることなど、銃撃の現実感が丁寧に描かれていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　遠くから映し出される荒野の中で、銃口から煙が出た後に銃声が響く演出も印象的でした。映像と音の使い方が非常に美しく、西部劇ならではの緊張感を楽しめました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　音楽も作品の魅力を高めています。広大な自然の映像と力強い旋律が組み合わさり、旅の雰囲気をさらに盛り上げていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　また、マティという主人公の存在も素晴らしかったです。ジェフ・ブリッジス演じるコグバーン、マット・デイモン演じるラ・ビーフという経験豊富な大人たちを相手に、14歳の少女が一歩も引かずに意見をぶつける姿が面白かったです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　序盤から大人たちと対等に交渉し、自分の目的を貫こうとするマティの姿は、物語を進める大きな力になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そして、老ガンマンと少女という組み合わせも魅力的でした。最初のコグバーンは本当に大丈夫なのかと思うほど酒好きで荒っぽい人物ですが、いざという場面では圧倒的な強さを見せる。そのギャップが最高でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　オーソドックスな西部劇でありながら、コーエン兄弟らしい独特の会話や演出、人物描写が加わり、最後まで楽しめる100分間でした。西部劇の魅力と、人間同士の絆をしっかり味わえる作品だと感じました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日:2013/02/07 Blu-ray　2026/07/30 U-NEXT</p>



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<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>監督</th><td>ジョエル・コーエン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>イーサン・コーエン&nbsp;</td></tr><tr><th>脚本</th><td>ジョエル・コーエン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>イーサン・コーエン&nbsp;</td></tr><tr><th>原作</th><td>チャールズ・ポーティス&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>出演</th><td>ジェフ・ブリッジス&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>マット・デイモン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ジョシュ・ブローリン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>バリー・ペッパー&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ヘイリー・スタインフェルド&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ブルース・グリーン&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>
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		<title>映画【銀嶺の果て】感想(ネタバレ):谷口千吉監督が描く極限の雪山サスペンス</title>
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		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 26 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
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		<category><![CDATA[アクション]]></category>
		<category><![CDATA[邦画]]></category>
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					<description><![CDATA[●こんなお話 　銀行強盗の3悪人が雪深い山奥の逃走劇。 ●感想 　新聞の輪転機が回り、銀行強盗犯が逃走中というニュースが流れる場面から始まる導入は、とても勢いがあります。事件発生から逃走までを一気に描き、観客をすぐに物語 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph"> 　銀行強盗の3悪人が雪深い山奥の逃走劇。</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　新聞社の輪転機が勢いよく回り、銀行強盗事件を伝える新聞が印刷される場面から物語は始まる。銀行を襲撃した野尻、高杉、江島の三人は、警察の追跡をかわすため、奪った現金を持って北アルプスの雪山へ逃げ込む。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　三人は拳銃を所持し、吹雪が吹き荒れる厳しい山中を進んでいく。逃走の途中、三人は温泉宿に身を隠す。宿では銀行強盗犯の情報がラジオで流れており、犯人の特徴として「右手の指がない」という情報が伝えられていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　宿泊客の学生は、右手を隠すようにしている男を怪しみ、本当に犯人なのか確かめようとする。学生は男の右手を見ようと様々な行動を起こし、三人は次第に自分たちの正体が疑われていることを察知する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　危険を感じた三人は温泉宿を離れ、さらに雪深い山へ逃げ込む。追跡してきた警察との銃撃戦の中で、高杉は雪崩に巻き込まれる。野尻と江島は助けようとするものの、高杉は大量の雪の中へ消えてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　こうして銀行強盗犯は野尻と江島の二人だけになる。二人は険しい雪山を進み続け、やがてスキーで移動した跡を発見する。その跡を追った先で、雪に閉ざされた山小屋を見つける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　山小屋には、老人の小屋主と孫娘、そして登山家の本田が暮らしていた。本田は雪山で生活する知識を持ち、老人や少女を支えながら静かな生活を送っていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　突然現れた逃亡犯の二人に対し、本田たちは警戒する。しかし野尻と江島は拳銃で脅し、山小屋に留まることになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　山小屋で過ごす時間の中で、野尻の心には少しずつ変化が生まれる。老人や少女、本田と接することで、犯罪を繰り返してきた自分の生き方を見つめ直すようになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特に少女の純粋な態度や、厳しい雪山の中でも互いに助け合う山小屋の人々の姿は、野尻が忘れていた人間らしい感情を呼び起こしていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方、江島は最後まで考えを変えようとしない。彼は周囲への不信感や怒りを抱えたまま、山小屋の人々の優しさにも心を開かない。野尻が変化していくことにも反発し、二人の関係は次第に対立へ向かっていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　やがて江島は雪山を越えて逃げるため、本田に案内を強要する。野尻も同行し、三人は険しい山越えを開始する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　本田は雪山の危険を知っているため、安全な道を選ぼうとする。しかし江島は一刻も早く逃げることを優先し、無理な進行を続ける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　雪渓を進む途中、江島は足を滑らせて転落する。つながれていたザイルによって野尻も引きずられ、二人は雪の斜面を滑り落ちる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　本田はザイルを握り、二人が落下しないよう必死に支える。しかし二人分の体重を支え続けることで、本田自身が動けない状態になってしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　野尻と江島は何とか雪の斜面から戻るが、本田を助けるには協力する必要があった。しかし江島は自分の生存を優先し、本田を救うための行動を取ろうとしない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その姿を見た野尻は江島に怒りをぶつけ、二人は激しく対立する。その結果、江島は雪山で命を落とす。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　野尻は本田とともに山を下りることになる。山を下りた野尻の前には警察が待ち構えていた。野尻は逮捕され、護送されることになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　最後に野尻は山小屋で出会った少女に別れを告げ、警察へ連行されていく。汽車の窓から雪山を見上げる野尻の姿が映し出されておしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　新聞の輪転機が回り、銀行強盗犯が逃走中というニュースが流れる場面から始まる導入は、とても勢いがあります。事件発生から逃走までを一気に描き、観客をすぐに物語の中へ引き込むロケットスタートになっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特に温泉宿での場面が印象的でした。右手を隠している男を怪しむ学生が、何とか正体を確かめようとする展開は、派手な銃撃戦とは違った緊張感があります。犯人側は追われる立場でありながら、宿泊客の何気ない視線にも怯えなければならない。その状況が丁寧に描かれていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そこから雪山での逃走、警察との銃撃戦、雪崩による仲間の離脱、そして山小屋への避難へと展開していく前半部分は、まさに逃亡アクション映画としての魅力に満ちています。雪山という自然の厳しさが、単なる舞台ではなく、登場人物たちを追い詰める存在として機能していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　後半では、山小屋での生活を通して人間ドラマへと変化していきます。犯罪者である野尻が、老人や少女、本田との交流によって少しずつ考えを変えていく一方で、江島は最後まで自分の欲望を優先する。その対比が物語の中心になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　雪山を越える場面では、広大な自然の映像美と、追い詰められた人間同士の葛藤が同時に描かれていました。画面には壮大な雪山が広がっていますが、そこで描かれているのはあくまで人間同士の関係性であり、90分間飽きることなく楽しめる作品でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ラストで主人公が汽車の窓から雪山を見上げる場面も非常に印象的です。雪山のロングショットと、野尻の表情を捉えたクローズアップの組み合わせによって、彼が経験した出来事の大きさを感じさせる締めくくりになっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そして何より、三船敏郎さんの存在感が素晴らしいです。本作が映画デビュー作とは思えないほどの鋭さと力強さがあり、野尻という人物の変化をしっかりと演じています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　古い作品のため、現在見ると映像状態が途中で見づらくなる部分もありますが、それを超えて楽しめる魅力があります。雪山を舞台にした逃亡劇と人間ドラマを融合させた作品で、谷口千吉監督と黒澤明脚本による力強い一本だと感じました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日: 2016/01/08 DVD　2026/07/30 U-NEXT</p>



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<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>演出</th><td>谷口千吉&nbsp;</td></tr><tr><th>脚本</th><td>黒澤明&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>出演</th><td>志村喬&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>三船敏郎&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>小杉義男&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>河野秋武&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>若山セツ子&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>高堂国典&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>
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		<title>映画【ホビット 思いがけない冒険】感想(ネタバレ):壮大な映像で描くビルボの旅</title>
		<link>https://umemomoliwu.com/the-hobbit-an-unexpected-journey</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 25 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[DVDorBlu-ray]]></category>
		<category><![CDATA[U-NEXT]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[は行]]></category>
		<category><![CDATA[アドベンチャー]]></category>
		<category><![CDATA[洋画]]></category>
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					<description><![CDATA[●こんなお話 　ホビットの思いがけない冒険の話。 ●感想 　画面の美しさと豪華さ、そして映像の迫力は本当に素晴らしいです。ピーター・ジャクソン監督らしい大作ファンタジーのスケール感が随所に感じられ、空撮で広大な風景をドー [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　ホビットの思いがけない冒険の話。</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　111歳の誕生日を迎えようとしているビルボ・バギンズは、自分が若かった頃に経験した冒険を記録するため、物語を書き始めていた。ビルボは甥のフロドに、かつて自分が経験した旅について語り始める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　物語は60年ほど前へ。かつて、はなれ山ことエレボールには、ドワーフの王スロールが治める巨大な王国が築かれていた。山の内部には莫大な金銀財宝が蓄えられ、ドワーフたちは豊かな暮らしを送っていた。しかし、その財宝に目をつけた巨大なドラゴン、スマウグがエレボールを襲撃する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　スマウグはエレボールだけでなく、ふもとの人間の町デイルも襲い、町を焼き払う。ドワーフたちはスマウグに王国を奪われ、エレボールから追い出されることになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　幼い王子だったトーリン・オーケンシールドも、祖国を失ったドワーフの一人だった。やがて成長したトーリンは、祖父スロールがモリアでアゾグ率いるオーク軍と戦い、命を落としたことを知る。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　トーリンはアゾグと戦い、その腕を切り落とす。しかしアゾグは生き延び、トーリンに深い恨みを抱くことになる。この戦いでトーリンはオークの攻撃から身を守るため、オークの盾を拾って戦ったことから「オーケンシールド」と呼ばれるようになった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それから長い年月が経ち、ホビット庄ではビルボ・バギンズが平穏な毎日を送っていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ある日、ビルボの家を魔法使いのガンダルフが訪れる。ビルボはガンダルフを迎えるが、その夜から次々とドワーフたちが家にやって来る。トーリンを中心とした13人のドワーフは、ビルボの家で食事をし、酒を飲み、歌を歌いながら大騒ぎする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　突然大勢の客が押しかけたことで、ビルボは困惑する。しかし、ドワーフたちが何のために集まったのかを知ることになる。トーリンたちは、スマウグに奪われた故郷エレボールを取り戻そうとしていた。そのためには、はなれ山まで旅をして、ドラゴンのスマウグから王国を奪還しなければならない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ガンダルフはその旅にビルボを加えようとしていた。ビルボには、ドワーフたちが必要とする「忍びの者」としての才能があると考えていたからだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかしビルボ自身は冒険を望んでおらず、ホビット庄で静かに暮らし、決まった時間に食事をして、自分の家で穏やかな生活を送ることを好んでいた。それでも、ドワーフたちが故郷を失った悲しみを歌う姿を目にしたことで、ビルボの心に変化が起きる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　翌朝、ドワーフたちが出発した後、ビルボは自分の中にある冒険への気持ちに気づく。彼は急いで家を飛び出し、ドワーフたちの後を追う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　こうしてビルボは、トーリン、フィーリ、キーリ、ドワーリン、バーリン、ボフール、ボンブール、ビフール、オイン、グローイン、ノーリ、ドーリ、そしてガンダルフとともに、エレボールを目指す旅へ出発する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　旅の途中、一行は3人のトロル、トム、バート、ウィリアムに捕まってしまう。トロルたちはドワーフたちを食べようとするが、ビルボは彼らの注意を引きつけるために話しかける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そこにガンダルフが現れ、太陽の光を浴びせてトロルたちは石にする。ビルボたちは危機を逃れ、トロルの野営地を調べる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そこには武器が隠されていた。ガンダルフはエルフが作った剣グラムドリングを手に入れ、トーリンはオルクリストを手にする。ビルボも小さな剣を手に入れ、後にそれを「つらぬき丸」と名付ける。その後、一行はエルロンドが治める裂け谷へ向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　裂け谷ではエルフたちから歓迎を受けるが、トーリンはエルフに対して複雑な感情を抱いていた。かつてスマウグがエレボールを襲った際、エルフたちはドワーフを救うために動かなかったから。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方、ガンダルフとエルロンドは、トーリンが持っていたエレボールの地図を調べる。月明かりによって隠されていた文字が浮かび上がり、はなれ山には秘密の扉が存在することが判明する。その扉を開くためには、特定の時期に鍵を使う必要があった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　エレボールへ入るための手がかりを得た一行は、裂け谷を出発する。霧ふり山脈を越える途中、一行は巨大な石の巨人たちが戦う場面に遭遇する。山そのものが揺れるほどの激しい戦いに巻き込まれ、ドワーフたちは必死に逃げる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その後、一行は洞窟の中へ避難するが、そこはゴブリンたちの地下世界へつながっていた。ゴブリンたちはドワーフたちを捕らえ、地下深くにあるゴブリン町へ連れていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　トーリンたちはゴブリン王の前に連れてこられる。ゴブリン王はトーリンが持っているオルクリストを見て、彼が誰なのかに気づく。しかし、ガンダルフがゴブリンたちの隙を突いて攻撃を仕掛ける。ドワーフたちも反撃し、一行はゴブリン町から脱出しようとする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その混乱の中、ビルボは仲間たちとはぐれてしまう。一人で地下をさまよっていたビルボは、洞窟の中で黄金の指輪を拾う。この時のビルボは、その指輪が後に中つ国の歴史を大きく変える「一つの指輪」だとは知らない。ビルボはさらに洞窟の奥へ進み、地下の湖でゴラムと遭遇する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ゴラムはビルボを食べようとするが、ビルボはすぐに殺されることを避けるため、ゴラムになぞなぞを出す。ゴラムもなぞなぞを返し、二人は互いに問題を出し合う。やがてビルボは、最後の質問として「ポケットに何が入っている？」と尋ねる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ゴラムはそれを正式ななぞなぞとして認めようとしない。しかし、ビルボはその間に、先ほど拾った指輪をポケットから取り出して身につける。すると、ビルボの姿が消える。指輪には身につけた者の姿を隠す力があった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　透明になったビルボは、ゴラムに気づかれないように洞窟の出口を探す。ゴラムは自分が「いとしいしと」と呼ぶ指輪を失ったことに気づき、必死になって探し続ける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ビルボはゴラムを殺せる場所まで追い詰める。しかし、剣を手にしたビルボはゴラムを殺すことができず、そのまま彼の横を通り過ぎる。ビルボは洞窟の出口へ向かい、最後には指輪を外してゴラムの前に姿を現す。そしてゴラムを残して洞窟から脱出する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　地上へ戻ったビルボは、再びドワーフたちと合流する。トーリンは、ビルボが自分たちを見捨てて逃げたのではないかと思っていた。しかしビルボが戻ってきたことで、トーリンのビルボに対する見方も少しずつ変化していく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかし、一行を追跡していた敵はゴブリンだけではなかった。かつてトーリンと戦い、腕を切り落とされたオークのアゾグが生きていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　アゾグはトーリンへの復讐を果たすため、オークとワーグの軍勢を率いて一行を追跡する。ドワーフたちは森の中でオークとワーグに襲われる。追い詰められた彼らは木の上へ逃げるが、ワーグたちは木を倒そうとする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ガンダルフは松ぼっくりに火をつけ、それを武器として使いながらワーグを追い払う。しかし、オークたちは攻撃を続ける。やがてトーリンは、アゾグと直接対決することになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　トーリンはアゾグに立ち向かうが、激しい攻撃を受けて追い詰められる。ビルボはトーリンを助けるため、つらぬき丸を手にしてオークたちに立ち向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　トーリンはビルボを危険な戦いに巻き込みたくないが、ビルボは逃げずにトーリンのそばに残る。アゾグはトーリンに重傷を負わせる。しかし、ビルボたちが戦ったことでトーリンは命を取り留める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そこへ巨大な大鷲たちが現れ、一行を救出する。ドワーフたちは大鷲によってオークとワーグの追跡から逃れ、山の上へ運ばれる。その後、一行は再びエレボールを目指す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　山の内部ではスマウグが眠っていた。大量の財宝の上に横たわっていたスマウグが目を覚ます。巨大なドラゴンの目が開かれ、これから始まる戦いを予感させるところで物語はおしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　画面の美しさと豪華さ、そして映像の迫力は本当に素晴らしいです。ピーター・ジャクソン監督らしい大作ファンタジーのスケール感が随所に感じられ、空撮で広大な風景をドーンと見せたかと思えば、次の瞬間には敵が大量に襲ってきて、登場人物たちが追い詰められます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　「もう駄目なのでは」と思ったところで仲間が助けに入り、そこから一気に盛り上がっていく展開が何度も繰り返されます。この「ピンチになる→敵が迫る→仲間が助けに来る→さらに大きな危機が訪れる」という流れは非常に分かりやすく、長時間の上映時間でも観客を飽きさせない力があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そこにハワード・ショアの音楽が加わることで、さらに大作映画らしい高揚感が生まれています。映像、音楽、アクションが一体となって盛り上がっていくので、「これぞピーター・ジャクソン版ファンタジー映画」という楽しさはしっかり味わえました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特にドワーフたちが一斉に動き出す場面や、ゴブリン町での大規模なアクション、ワーグに追われる場面などは、画面いっぱいにキャラクターが動き回ります。大勢の敵と味方が同時に登場することで、圧倒的なスケールを感じられるのは魅力です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ただ、その一方で、画面の中に100人近いキャラクターが同時に動いているようなアクションになると、迫力がある反面、「今どこを見ればいいのか分からない」と感じる瞬間もありました。敵と味方が入り乱れ、カメラも激しく動くため、状況を追うだけで精一杯になる場面もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　上映時間は約2時間50分と長く、ビルボが旅に出るまでにもかなりの時間が使われています。ドワーフたちがビルボの家に集まり、食事をして、歌を歌い、旅の目的が明かされるまでを丁寧に描いているため、冒険が本格的に始まるまでが長く感じられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　さらに旅が始まってからも、一つひとつのシークエンスが非常に丁寧に作られています。トロルとの遭遇、裂け谷、石の巨人、ゴブリン町、ゴラムとのなぞなぞ、オークとワーグの襲撃など、それぞれが一本の映画の見せ場になりそうな規模で描かれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そのため、映像的には豪華なのですが、「もう少し短くてもよかったのでは」と感じる部分もありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特にゴラムとのなぞなぞの場面は、ビルボとゴラムの関係を描くうえで重要な場面ではあるものの、かなり長く感じました。じっくり描くことでゴラムの不気味さや指輪への執着、ビルボの機転などは伝わってきますが、映像技術のすごさをじっくり見せるための場面にも見えてしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　また、ドワーフが13人もいるため、個人的には最後まで全員の顔と名前を完全に覚えるのが難しかったです。トーリン、フィーリ、キーリ、バーリン、ドワーリンあたりは印象に残りますが、それ以外のドワーフは誰が誰なのか分からなくなることもありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ここは『ロード・オブ・ザ・リング』の旅の仲間9人と比べると、かなり違いを感じます。『ロード・オブ・ザ・リング』では、それぞれのキャラクターに個性や役割があり、9人という人数もあって比較的覚えやすかったです。それに対して本作はドワーフの人数が多く、さらに敵側のオークやゴブリンも多数登場するため、人物を把握する難しさがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　個人的には、全員をCGで表現する方向よりも、『ロード・オブ・ザ・リング』第1作のように、実際の衣装や特殊メイク、着ぐるみなどを組み合わせた映像のほうが、画面に存在する生物としての迫力を感じられたかもしれません。もちろん本作のCG技術は非常に高く、スマウグやゴラムなどCGだからこそ成立するキャラクターの表現には大きな魅力があります。ただ、大人数が登場する場面では、実物感のある造形のほうが個人的には好みでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それでも、本作で一番好きなのは、やはりビルボ自身の変化です。最初のビルボは、冒険とは無縁の生活を送っている普通のホビットです。突然ガンダルフとドワーフたちが家にやって来ても困惑するだけで、自分から危険な旅に出ようとはしません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ところが、ドワーフたちの故郷を失った悲しみを知り、彼らの旅に興味を持ち始めます。そして、実際に旅へ出てからは、何度も危険な目に遭いながらも少しずつ行動を変えていきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ゴラムを殺すことができる状況で殺さなかったことも、アゾグに追い詰められたトーリンを助けようとしたことも、ビルボという人物の優しさと勇気が表れています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　最初は「忍びの者」として連れてこられたビルボが、旅を続けるうちに少しずつドワーフたちから仲間として認められていく流れも良かったです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特にトーリンとの関係は、本作の大きな見どころだと思います。王として誇り高く、最初はビルボを頼りない存在として見ていたトーリンが、最後には自分を助けるために危険へ飛び込んだビルボを認める。この変化には、長い上映時間をかけて二人の関係を描いた意味が感じられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そして、ガンダルフはやはり強いです。魔法使いとして圧倒的な力を持っているように見えるのに、実際にやっていることは松ぼっくりに火をつけて敵に投げるなど、妙に地味な場面も多いのが面白いところです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　「偉大な魔法使いなのだから、もっとすごい魔法を使えばいいのに」と思ってしまうのですが、ガンダルフが本気を出さず、知恵や経験を使って仲間を導いていく存在として描かれているのも魅力なのだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　全体としては、約3時間という長い上映時間の中に、旅立ち、トロル、裂け谷、ゴブリン町、ゴラム、オーク、アゾグ、大鷲、ネクロマンサーと、次々に大きな見せ場が詰め込まれています。ひとつひとつの場面をたっぷり楽しめる反面、長さを感じる部分もありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それでも、ビルボが平穏なホビットから冒険へ踏み出し、トーリンたちとの絆を少しずつ築いていく物語としては楽しめました。最後にスマウグが目を覚まし、これから本格的なドラゴンとの戦いが始まるところで終わるため、「ここからどうなるのか」という期待を残して次作へつなげる構成も印象的です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　壮大な映像と音楽、大規模なアクションをたっぷり味わいたい人には楽しめる作品ですし、『ロード・オブ・ザ・リング』につながる中つ国の物語として、ビルボが一つの指輪を手に入れるまでを描いた作品としても興味深かったです。個人的にはもう少しコンパクトにまとめてもらえると、さらに見やすかったように感じましたが、ピーター・ジャクソン監督が作り上げたファンタジー世界の豪華さを存分に楽しめる一本でした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日: 2012/12/15 Blu-ray　2026/07/29 U-NEXT</p>



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<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>監督</th><td>ピーター・ジャクソン&nbsp;</td></tr><tr><th>脚本</th><td>フラン・ウォルシュ&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>フィリッパ・ボウエン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ギレルモ・デル・トロ&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ピーター・ジャクソン&nbsp;</td></tr><tr><th>原作</th><td>Ｊ・Ｒ・Ｒ・トールキン&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>出演</th><td>イアン・マッケラン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>マーティン・フリーマン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>リチャード・アーミティッジ&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ケイト・ブランシェット&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>イアン・ホルム&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>クリストファー・リー&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ヒューゴ・ウィーヴィング&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>イライジャ・ウッド&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>アンディ・サーキス&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>映画【REVOLUTION+1】感想(ネタバレ):安倍元首相銃撃を描く衝撃作</title>
		<link>https://umemomoliwu.com/revolution1</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 24 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[U-NEXT]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[サスペンス・ミステリー]]></category>
		<category><![CDATA[洋画]]></category>
		<category><![CDATA[英数字]]></category>
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					<description><![CDATA[●こんなお話 　安倍元首相銃撃事件の容疑者をモデルにした人物の話。 ●こんなお話 　安倍晋三元首相銃撃事件が起きてから間もない時期に、これほど早く映画という形で事件を題材にしたことには、作り手の強い情熱を感じました。実際 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　安倍元首相銃撃事件の容疑者をモデルにした人物の話。</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　川上達也は、自分がなぜこのような人生を送ることになったのかを振り返るように、自らの過去を語っていく。達也にとって、かつての家族は父、母、兄、妹がそろった普通の家庭だった。父親は会社を経営しており、家計にも余裕があった。達也自身も大学への進学を目指せる環境にあり、兄は頼りになる存在で、妹はまだ幼く、母親も家族を支えていた。達也にとって、父親が生きていたころは家族が一つにまとまっている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかし、その父親が自殺したことで、家庭の状況は急激に変化していく。父親の死によって家族の生活基盤は崩れ、達也は大学への進学を断念することになる。将来に向けて進むはずだった道が突然閉ざされ、家族のなかにも、それまでにはなかった変化が生まれていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　兄もまた病気を患い、癌の治療を受けることになる。さらに病気の転移による後遺症で片目を失明し、それまでのような生活を送ることができなくなった兄は、次第に自暴自棄になっていく。妹も、父親が亡くなったことで生活環境が大きく変わり、以前とはまったく違う貧しい暮らしを強いられる。家庭の変化に戸惑った妹は、次第に反抗的な態度を見せるようになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　父親が亡くなり、兄が病気になり、達也自身も大学へ進む道を失う。家族を支えていたものが一つずつ失われていくなかで、家族は少しずつばらばらになっていく。自殺未遂をする達也は病院で宗教二世の女性が慰めてくれる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その後、母親は宗教団体に入信する。母親は父親が残した生命保険などの財産を教団への献金に使うようになり、家族の生活よりも宗教団体への献金を優先するようになっていく。父親が家族のために残した金も次々と献金に回され、家庭に残された財産は失われていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　達也の家族は経済的にも追い詰められ、最終的に母親は自己破産するまでに至る。父親を失ったことで家族の生活が苦しくなったにもかかわらず、母親は宗教団体への献金を続けていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こうして達也は、自分たち家族の生活を壊した原因の一つとして、母親が信仰する宗教団体を強く意識するようになる。父親の死、大学進学の断念、兄の病気、妹との関係、そして母親による献金。達也の人生に起きたさまざまな出来事が、宗教団体への憎しみと結びついていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　兄が母親を宗教団体から取り戻そうとする。兄は母親を連れ戻すために教団の施設へ向かうが、そこで屈強な教団職員に捕らえられてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　達也は一時期、自衛隊に所属していた経験を持つ。その経験も背景となり、やがて自宅の部屋に閉じこもって銃を作り始める。達也が最初に考えていたのは、自分の家族を苦しめた宗教団体への復讐だった。宗教団体そのものを攻撃し、家族を壊したと考える相手に復讐することで、自分の人生に決着をつけようとする。銃を製造中の隣人の女性は革命について語り、達也に理解を示そうとする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかし、達也の怒りは次第に宗教団体だけではなく、その団体と政治的な関係を持つ人物へと向かっていく。達也の部屋には政治家の写真が貼られており、そのなかには安倍晋三の姿もある。達也は、宗教団体と政治の関係を問題視し、その関係を象徴する人物として安倍晋三に目を向けるようになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　演説会場には多くの人が集まっている。達也は人混みのなかで標的を待ち、銃を手にしてその時を迎える。そして、演説を行っている政治家に向かって銃を発砲する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　達也は銃撃を終えた後、その場から逃走することなく取り押さえられておしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　安倍晋三元首相銃撃事件が起きてから間もない時期に、これほど早く映画という形で事件を題材にしたことには、作り手の強い情熱を感じました。実際の事件から時間を置いて作品化する方法もあるなかで、事件直後の社会に対して映画という形で問いを投げかけようとした姿勢は、とても強烈です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ただ、個人的には、その強い作り手の意志やメッセージ性が、作品そのものへの入り込みやすさを妨げてしまった印象もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　劇中では、達也が病院で出会う宗教二世の女性や、銃器を制作する部屋の隣人の親が革命家の女性、そして妹など、達也の周囲に複数の人物が登場します。彼女たちはそれぞれの立場から達也に寄り添い、彼の苦しみや考えを理解しようとします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかし、個人的には、その人物たちが突然登場し、比較的短い時間のなかで達也に対して自分の心情や過去を語っていく展開には、少し戸惑ってしまいました。なぜこのタイミングでこの人物が現れるのか、なぜ達也にここまで深く寄り添うのかという部分が、十分に積み重ねられていないように感じられたからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特に、達也の人生を描く物語のなかで、周囲の人物たちが彼の気持ちを理解する存在として配置されているため、登場人物同士の関係性よりも、作品が伝えたいメッセージが先に見えてしまう場面もありました。人物が何を考えているのかを観客自身が想像する余地よりも、作り手側から答えを提示されているように感じてしまった部分があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　また、作品の上映時間を考えると、長く感じてしまう場面もありました。前衛舞踏を思わせるような身体表現が続く場面などは、作品のテーマを表現として意図されたものだと思いますが、私自身はそこにあまり入り込めず、物語の流れが止まってしまったように感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　もちろん、こうした表現をどう受け取るかは完全に好みの問題です。足立監督が事件そのものを単純に再現するのではなく、演劇的、前衛的な表現を取り入れながら、事件の背景にある社会や政治、宗教について考えさせようとした意図なのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ただ、私としては、もう少しドキュメンタリーに近いタッチで、実際に何が起きたのかを淡々と描く作品のほうが好みでした。事件を起こした人物の人生を追いながら、家族に何があったのか、宗教団体との関係がどう変化したのか、政治との関係をどのように認識していったのかを、できるだけ事実に近い形で積み重ねていく作品を期待していた部分があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そのため、本作のように作り手の主張やメッセージが前面に出た作風には、正直なところ、少し距離を感じてしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方で、事件を単なるセンセーショナルな題材として消費せず、なぜ一人の青年が政治家を狙うまでに至ったのか、その背景にある家族の問題や宗教団体との関係に目を向けた点には意味があると思います。安倍元首相銃撃事件を、犯行そのものだけでなく、犯人が抱えていた家族の問題や宗教との関係から描こうとしたことは、本作の大きな特徴です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ただ、私自身は、そのテーマを描くのであれば、もう少し人物の感情や出来事を丁寧につないでほしかったというのが正直な感想です。達也の人生を理解するための情報は提示されますが、周囲の人物が突然現れて心情を語る場面や、物語の途中で長く続く前衛的な表現が入ることで、かえって達也自身の物語に集中しづらくなった部分がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　実際の事件を題材にした作品として非常に早い段階で公開されたこと、その事件の背景にある宗教と政治の関係を正面から扱ったことは大きな特徴だと思います。その一方で、私の好みとしては、作り手のメッセージを前面に押し出すよりも、事件に至るまでの出来事を一つずつ積み重ね、観客自身に考えさせるようなドキュメントタッチの作品のほうが合っていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日:2026/07/25 U-NEXT</p>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">監督</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">足立正生&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">脚本</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">足立正生&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">井上淳一&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">出演</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">タモト清嵐&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">岩崎聡子&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">高橋雄祐&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">紫木風太&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">前迫莉亜&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">森山みつき&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">イザベル矢野&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">木村知貴&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>映画【メン・イン・ブラック 2】感想(ネタバレ):ザルタの光を巡るJとKの再会と宇宙人の戦い</title>
		<link>https://umemomoliwu.com/men-in-black-ii</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 23 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Netflix]]></category>
		<category><![CDATA[SF]]></category>
		<category><![CDATA[U-NEXT]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[ま行]]></category>
		<category><![CDATA[洋画]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://umemomoliwu.com/?p=2358</guid>

					<description><![CDATA[●こんなお話 　エージェントたちが相変わらず、宇宙人の脅威と戦う話。&#160; ●感想 　前作と比べると、かなり肩の力を抜いた作風になっています。シリーズとしては、90分という短い上映時間もテンポよく楽しむうえでは好印 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　エージェントたちが相変わらず、宇宙人の脅威と戦う話。&nbsp;</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　2002年、ニューヨーク。地球に暮らす宇宙人を監視し、地球人に知られないように事件を処理する秘密組織MIBこと「メン・イン・ブラック」で、エージェントJは一人で任務を続けていた。かつての相棒KがMIBを引退し、自らの記憶をニューラライズして一般人として暮らす道を選んだため。Jは現在ではMIBでも優秀なエージェントとして知られていたが、相棒になったエージェントが宇宙人絡みの事件に耐えられないと判断すると、ニューラライザーで記憶を消して一般人に戻してしまうため、なかなか長続きする相棒に恵まれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そんなJが捜査することになったのが、ピザ店で発生した殺人事件。店主のベンは地球人ではなくザルタ星人であり、事件の現場にはローラという女性も居合わせていた。Jが調査を進めると、ベンはセクシーな下着モデルの姿に変装した宇宙人セレーナから、あるものの在りかを聞き出そうとされていたことが分かる。その探し物とは「ザルタの光」と呼ばれる謎の存在。　</p>



<p class="wp-block-paragraph">　セレーナの正体は、植物のような姿をしたキロシアン星人だった。普段は人間の女性の姿をしているが、本来の姿は巨大な触手を持つ怪物のような姿であり、圧倒的な力を持っている。セレーナは二つの頭を持つ宇宙人スクラッドと、その相棒チャーリーを従え、長年にわたってザルタの光を探し続けていた。しかし、ベンは最後まで光の在りかを明かさず、セレーナによって殺害される。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　事件を目撃していたローラは、その場から逃げ出していた。Jはローラを保護して事情を聞き、彼女が「ザルタの光」という言葉を耳にしていたことを知る。MIBの規則では、宇宙人の存在を知った一般人の記憶をニューラライザーで消す必要がある。しかし、Jはローラに好意を抱き、彼女の記憶を消さずに守ることを選ぶ。事件の目撃者だったローラは、次第にJにとって特別な存在になっていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方、MIBの上司Zは、ザルタの光について重要な情報をJに伝える。実は、かつてMIBでエージェントを務めていたKが、その光の秘密を知っているというのだ。しかしKはMIBを引退する際、自分自身の記憶をニューラライズしていた。現在のKはケビンという名前で、田舎の郵便局長として平穏な生活を送っている。MIBに所属していた記憶も、宇宙人と戦っていた過去も、ザルタの光に関する記憶もすべて失っていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　JはKのもとへ向かい、郵便局を訪れたJは、Kの周囲で働いている郵便局員たちが実は宇宙人であることを見抜く。そして、自分がMIBのエージェントであることをKに示し、かつて二人が相棒だった事実を伝える。Kは最初こそJの話を信じようとしないが、Jの説明や目の前で起こる出来事を通して、自分がかつて宇宙人を相手に働いていたことを少しずつ受け入れていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　JはKをニューヨークのMIB本部へ連れ戻し、失われた記憶を取り戻そうとする。しかし、二人が本部に戻った直後、セレーナがMIB本部を襲撃する。セレーナは本部へ侵入すると、エージェントたちを襲撃し、収容されていた宇宙人たちまで解放してしまう。MIB本部は大混乱に陥り、JとKもその場から逃げ出すことになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　二人が向かったのは、宇宙人が経営する質屋だった。そこには違法なニューラライザー解除装置があり、Jはその装置を使ってKの失われた記憶を復元しようとする。しかし、Kの記憶は完全には戻らなかった。KはMIBを辞める際に、自分自身のニューラライザーを使って過去を消していたため、通常の方法では重要な記憶まで復元できない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　それでもKは、記憶を失った自分が将来再びMIBの仕事に戻る可能性を考え、過去の自分自身に向けていくつもの手掛かりを残していた。JとKはその手掛かりを一つずつ追い始める。二人が手掛かりをもとに向かったのは、ニューヨークのグランド・セントラル駅だった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そこで二人はロッカーの中に、小さな宇宙人たちが暮らしている奇妙な世界を発見する。その宇宙人たちはKを神のように崇拝しており、Kが残したビデオ店の会員証まで宗教的な象徴として扱っていた。JとKはさらに手掛かりを追い、ビデオ店へ向かう。そこでKが過去に残した映像を発見し、その映像を手掛かりにして、Kの失われた記憶をさらに取り戻していく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そしてKは、25年前に起きた事件を思い出す。かつてザルタ星の王女ローレンナが地球へやって来た。彼女は、セレーナから「ザルタの光」を守るためにMIBへ助けを求めていた。しかしMIBは、宇宙人同士の争いには介入しないという立場を取っていたため、ローレンナの依頼を受け入れなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その直後、セレーナが現れ、ザルタの光を奪おうとする。Kはローレンナを守るために行動し、ザルタ星人が使っていた宇宙船を発進させる。セレーナはザルタの光が宇宙船に乗っていると考え、その船を追跡する。しかしKの目的は、セレーナを地球から遠ざけることだった。Kは宇宙船を囮として利用し、その間に本物のザルタの光を地球に残していた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかし、セレーナはローレンナを殺害してしまう。Kはセレーナにザルタの光の在りかを知られないようにするため、自分自身を含む関係者の記憶を消していた。こうしてKは、ザルタの光の秘密を守るためにMIBを離れ、普通の人間として暮らしていたのだった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　Kの記憶が戻ったことで、JとKはザルタの光が現在も地球に残されていることを知る。しかし、ザルタの光は単なる貴重な宝物ではなかった。ザルタ星にとって極めて重要な存在であり、光が地球から持ち出されなければ、地球そのものが危険にさらされることになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　JとKはザルタの光を探し始める。そしてJは、ローラが身につけているブレスレットに注目する。そこから光が発せられていることに気づき、ローラがザルタの光と深い関係にあると考える。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そのころ、セレーナは再びMIB本部を襲撃し、収容されていた宇宙人たちを解放して自分の手下にしていた。そして、ザルタの光がローラのもとにあることを突き止める。セレーナはローラを捕らえ、JとKは彼女を救出するためにMIB本部へ向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　JとKはセレーナの手下たちと戦いながらローラを救い出す。しかしセレーナはすぐに二人を追跡する。J、K、ローラはニューヨークの地下へ逃げ込み、地下鉄の中で巨大な地下生物ジェフと遭遇する。Jはこの巨大生物を利用してセレーナを倒そうとし、ジェフにセレーナを食べさせることに成功する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　JとKはローラを守りながら逃走し、彼女のブレスレットが示す方向へ進んでいく。そして、ザルタ星人が地球に残した宇宙船を発見する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そこでKは、ローラの正体を明かす。ローラは普通の地球人ではなく、25年前に地球へやって来たザルタ星の王女ローレンナの娘だった。そしてローラ自身が、セレーナが長年探し続けていた「ザルタの光」だったのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ローラが地球に残れば、セレーナに狙われ続けるだけではない。ザルタの光が地球に留まり続けることで、地球そのものも危険にさらされる。そのためローラは、ザルタ星へ戻らなければならなかった。Jはローラ自身と地球を守るため、彼女を宇宙船へ乗せる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その直後、セレーナが再び姿を現して、巨大な姿となったセレーナは、ローラを奪おうとJたちに襲いかかる。JとKは協力してセレーナと戦い、ついに彼女を倒す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　事件が終わった後、ニューヨークの人々の多くはセレーナの襲撃を目撃していた。そこでKは、自由の女神像に仕掛けられていた巨大なニューラライザーを使用する。ニューヨーク中の人々からセレーナやMIBに関する記憶を消去し、宇宙人の存在を再び人類の記憶から隠す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ローラはザルタ星へ向かうことになり、Jは彼女と別れる。その後、Kはグランド・セントラル駅のロッカーに暮らしていた小さな宇宙人たちをJのロッカーへ移す。そして最後には、J、K、フランクたちが暮らす地球そのものが、さらに巨大な宇宙人から見れば小さなロッカーの中に収められた世界にすぎないというのがわかっておしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　前作と比べると、かなり肩の力を抜いた作風になっています。シリーズとしては、90分という短い上映時間もテンポよく楽しむうえでは好印象でした。ただ、全体的に軽い印象が強く、物語の展開やアクションまで薄味に感じてしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特に気になったのは、エイリアンとの戦いにおける決着の付け方です。敵と戦う場面では、なぜJやKが勝てるのかという説明や、相手を倒すための作戦が十分に描かれないまま、勢いで殴り合って勝ってしまうような展開が目立ちます。拳銃で撃ち続けた結果、敵が爆発する場面も含めて、細かな理屈よりもギャグやテンポを優先した作りになっています。そのため、アクションそのものにハラハラするというより、「今回はこういうノリなのだな」と受け入れながら見る作品になっていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その一方で、本作の魅力はストーリーの緻密さよりも、JとKのコンビとしてのやり取りや、次々に登場する個性的な宇宙人たちにあると思います。特に、JとKが再びコンビを組んでいく過程は楽しく、記憶を失ったKをJがMIBの世界へ引き戻していく展開も、シリーズの続編として面白い部分です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　喋る犬のフランクや、グランド・セントラル駅のロッカーに暮らしている小さな宇宙人たちなど、細かなキャラクターを眺めているだけでも楽しめます。MIBならではの「人間社会のすぐ隣に宇宙人が普通に暮らしている」という世界観も健在で、こうした小ネタや奇妙な宇宙人の存在が本作のユーモアを支えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ただ、敵役のセレーナについては、個人的には少し物足りなさが残りました。下着モデルの姿に変装しているという設定はインパクトがありますが、強大な敵として登場するわりには、キャラクターとしての怖さや存在感がそれほど強くありません。スクラッドとチャーリーも、二つの頭を持つ宇宙人という見た目は面白いものの、物語の中では基本的にコメディリリーフとしての機能だけの印象です。そのため、JとKが立ち向かう強敵としての魅力は、やや弱く感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　むしろ、冒頭に登場する地下鉄を食べる巨大な宇宙人のほうが、個人的には強く印象に残りました。地下鉄を丸ごと食べてしまうという発想や、その巨大な姿には「MIBらしい宇宙人が出てきた」という楽しさがあります。こうした奇妙で予想のつかない宇宙人たちをもっと物語の中心に置いても面白かったと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　とはいえ、本作は前作ほどシリアスな雰囲気を重視せず、JとKの再結成や個性的な宇宙人との遭遇を気軽に楽しむタイプのシリーズ第2作です。細かな設定やアクションの説得力を深く考えるより、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの掛け合いを楽しみながら、次々に登場する奇妙な宇宙人を眺めていくくらいがちょうどいい作品だと思います。軽快なテンポで進むSFアクションコメディとして、気楽に楽しめる続編でした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日: 2016/12/03 NETFLIX　2026/07/22 U-NEXT</p>



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<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>監督</th><td>バリー・ソネンフェルド&nbsp;</td></tr><tr><th>脚本</th><td>ロバート・ゴードン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>バリー・ファナロ&nbsp;</td></tr><tr><th>製作総指揮</th><td>スティーヴン・スピルバーグ&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>出演</th><td>トミー・リー・ジョーンズ&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ウィル・スミス</td></tr></tbody></table></figure>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>映画【オークストリートの異変】感想(ネタバレ):時間を越える恐竜サバイバル</title>
		<link>https://umemomoliwu.com/the-end-of-oak-street</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 22 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[あ行]]></category>
		<category><![CDATA[サスペンス・ミステリー]]></category>
		<category><![CDATA[劇場]]></category>
		<category><![CDATA[洋画]]></category>
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					<description><![CDATA[●こんなお話 　住宅街に突然、恐竜が出現し、家族で生き延びながら異変の起きた街から脱出する話。 ●感想 　平凡なアメリカ郊外の住宅街を舞台に、そこに暮らしている人たちが突然、恐竜のいる環境へ放り込まれる展開が面白かったで [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　住宅街に突然、恐竜が出現し、家族で生き延びながら異変の起きた街から脱出する話。</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　1982年、オークストリートではグレッグ・プラット、妻のデニース、娘のオードリー、息子のブライアン、そして犬のスターバックが暮らしている。デニースは小説を書いており、オードリーは科学に関心を持っている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ある日、オークストリート周辺で通常とは異なる発光現象が発生する。発光した場所には、それまで存在していなかった植物や物体が現れる。オードリーは、この現象が時間と空間に関係していると考え、ワームホールの可能性を指摘する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　小さな発光現象が繰り返された後、オークストリート一帯を巻き込む大規模な現象が発生する。住宅や道路を含む地域全体が、それまで存在していた場所から別の環境へ移動する。周囲には現代とは異なる植物が広がり、恐竜が姿を現す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　住宅街では住民たちが恐竜に襲われる。恐竜は道路や住宅の間を移動し、人間を追跡する。住民たちは銃やナイフ、住宅にある道具などを使って恐竜に対抗する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　オードリーは、最初に現れた小さな発光現象と、オークストリート全体を移動させた現象が同じものだと考える。その後も住宅街には発光する球状の現象が現れる。オードリーは、それらが異なる時間と場所をつなぐワームホールだと考え、そこを利用すれば元の時代へ戻れる可能性があると説明する。ワームホールが発生した原因については、映画では具体的に説明されない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　プラット一家は、姿を消したスターバックを探すため住宅街を移動する。その途中でオードリーとブライアンは、近所の少女ジーネットを発見する。ジーネットは恐竜に襲われており、二人は彼女を助ける。ジーネットの両親はすでに死亡しており、ジーネットはプラット一家と行動することになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　住宅街では恐竜による襲撃が続く。家の中にも恐竜が入り込み、住民たちは住宅を移動しながら身を守る。さらに火災も発生し、住民たちは恐竜と火から逃げることになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その後、グレッグたちの前に大型の恐竜が現れる。グレッグは家族を逃がすために恐竜へ向かい、ハンマーで攻撃する。しかし恐竜に反撃され、脚を噛まれる。グレッグは倒され、恐竜に食べられて死亡する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　グレッグを失ったデニース、オードリー、ブライアン、ジーネット、スターバックは、住宅街から脱出するために移動する。デニースたちは発光する球状の現象を発見し、その近くにある図書館員ヴァルコートの家へ向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　発光する球体は一定時間だけ出現した後に消える。デニースたちは、次に発生したワームホールへ入って元の時間へ戻ろうとする。途中でも恐竜が現れ、一行は襲撃を避けながら移動する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ジーネットが先にワームホールへ入り、ブライアンも続こうとする。しかしワームホールが閉じ、ブライアンは負傷する。スターバックがブライアンを助け、デニース、オードリー、ブライアン、ジーネット、スターバックは再びワームホールへ向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一行はヴァルコートの家を通り、恐竜の襲撃を避けながら移動する。最終的にデニースたちはワームホールへ入り、1982年の世界へ戻る。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一行が到着したのは、オークストリートが移動する前の時間だった。デニースは時間が異変の発生前に戻っていることを確認する。海外の解説では、最初の異変が起きる約20分前とされている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　デニースはグレッグを救うために電話でピザを注文する。グレッグはピザの配達をしており、注文を受けてオークストリートを離れる。その後、最初の大規模な異変が発生するが、グレッグはすでにオークストリートから離れているため、恐竜のいる環境へ移動することを避ける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">デニースはオークストリートの住民にも異変を知らせる。住民たちは異変が起こる前に避難し、オークストリートでは再び大規模な現象が発生する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　2年後、デニースはオークストリートで起きた出来事を本にまとめる。その本のタイトルは『The End of Oak Street』となる。オードリーはコーネル大学へ進み、カール・セーガンのもとで学ぶ。グレッグ、デニース、オードリー、ブライアン、スターバックも一緒に暮らしている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　さらに、プラット一家はジーネットの家族と一緒に過ごしている。そこには時間移動によって同じ時代に存在することになったジーネットが二人いる場面が描かれておしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　平凡なアメリカ郊外の住宅街を舞台に、そこに暮らしている人たちが突然、恐竜のいる環境へ放り込まれる展開が面白かったです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特に好きだったのが、恐竜が派手に登場するだけではなく、いつの間にか人間のすぐ近くまで来ていて、登場人物が気づかないまま画面の奥を移動しているような場面です。普通の住宅街の風景に恐竜が混ざっているため、日常と恐竜の世界が同じ画面に存在する感覚が楽しめました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　大蛇の登場も印象に残りました。恐竜だけではなく、巨大な生物が住宅街に現れるため、単純な恐竜映画とは少し違った方向へ展開していきます。住宅の中や道路など、普段なら安全に見える場所にも生物が入り込んでくるところが面白かったです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　隣人や図書館の受付の女性など、プラット一家以外の人物にも異変が次々と起こります。特にアン・ハサウェイが演じる人物が世話になる老婆をめぐる展開は、突然状況が変わる怖さがありました。主人公一家だけではなく、住宅街に暮らすさまざまな人物がそれぞれ異変に巻き込まれていく構成になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　こうした展開を見ていると、スティーヴン・キング原作の『ミスト』や『アンダー・ザ・ドーム』を連想しました。普通の生活を送っていた人々が、ある日突然、外部から切り離された特殊な環境に置かれ、その中で生活することになる構造が似ています。ただし、本作ではそこに恐竜と時間移動が加わっているため、かなり変わったSF作品になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ユアン・マクレガーのくだりも驚きました。登場人物の配置だけでなく、物語の途中で人物の扱いが変化するため、事前に詳しい情報を入れずに見たほうが楽しめる部分だと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方で、子どもたちがスターバックを探すために住宅街の外へ出ていき、そこから危険な状況へ発展していく流れは、「犬を探しに行く」という目的が先にあるため、最初はそれほど大きな出来事になるとは感じにくかったです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　序盤の日常会話についても、後半の展開につながる子ども同士の関係を把握していないと、いじめっ子が突然殴りかかってくる場面などが少し分かりにくく感じました。登場人物が多いうえに、住宅街の複数の人物を並行して描いているため、細かな会話を覚えておく必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そして、最後の時間移動については、グレッグを救うことができた点だけを見ると状況が変化していますが、ジーネットが二人存在する場面まで含めると、時間移動によって何が起きたのかをすべて明確に説明する作品ではありません。登場人物たちにとって結果的に幸せな状態になったようにも見えますが、時間軸について考えると素直に整理しきれない部分が残ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　恐竜が突然住宅街に現れるという分かりやすい設定から始まりながら、途中からワームホールや時間移動が絡んでくるため、後半はかなりSF色が強くなります。普通の住宅街、家族の日常、近所付き合いといった身近な要素に、恐竜、巨大な蛇、時間移動を組み合わせたところが本作の面白さだと思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日:2026/08/22 イオンシネマ座間</p>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">監督</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">デヴィッド・ロバート・ミッチェル&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">脚本</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">デヴィッド・ロバート・ミッチェル&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">製作総指揮</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">クリス・ベンダー&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ジェイク・ワイナー&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ジョアン・リー&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">リーアン・ストーンブレイカー&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">製作</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">J・J・エイブラムス&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">出演</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">アン・ハサウェイ&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ユアン・マクレガー&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">メイジー・ステラ&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">クリスチャン・コンヴェリー&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>ドラマ【ザ・ボーイズ ファイナル・シーズン】感想(ネタバレ):ホームランダーとブッチャーの最終決戦</title>
		<link>https://umemomoliwu.com/the-boys-season-5</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 21 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Amazonプライム]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[さ行]]></category>
		<category><![CDATA[アクション]]></category>
		<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://umemomoliwu.com/?p=49052</guid>

					<description><![CDATA[●こんなお話 　ホームランダーとの決着をつける話。 ●感想 　長く続いてきた『ザ・ボーイズ』の物語が、ホームランダーとブッチャーの因縁に決着をつけるところまで描かれたことには、やはり感慨深いものがあります。シーズン1から [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーとの決着をつける話。</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーがアメリカを事実上支配し、ヴォート社と政府を一体化させた新たな体制を築くなか、ヒューイ、M.M.、フレンチーは「フリーダム・キャンプ」に収容されている。アニーことスターライトは抵抗組織の中心人物として活動し、ホームランダーの支配に対抗していた。キミコは行方不明となり、ビリー・ブッチャーはチームから離れて単独で行動している。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーは自分をアメリカを救う救世主として国民に崇拝させるため、宗教団体「民主教会」を利用する。彼を神格化するプロパガンダが次々と展開され、「ホームランダー・バイブル」まで作られる。一方、アニーはホームランダーとメイヴが旅客機「フライト37」の乗客を救わず、乗客たちを見捨てた過去を示す映像を公開する。しかし、ホームランダーの側近であるシスター・セージは映像をAIによる偽情報だと主張し、ホームランダー陣営は大量の偽情報を流して世論を操作する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーはヒューイ、M.M.、フレンチーを捕らえ、公開処刑すると発表する。これはアニーとブッチャーをおびき出すための罠でもあった。ブッチャーは自分の父親との過去を思い返しながら行動し、行方不明になっていたキミコの居場所を探す。そして、マニラにいるキミコを見つけ出し、ヒューイたちを救出するための作戦に加わる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　救出作戦では、ホームランダーの命令を受けたAトレインがヒューイたちの前に現れる。しかし、Aトレインは命令に背き、ヒューイを逃がすためにホームランダー側と対立する。かつてAトレインはヒューイの恋人だったロビンを高速走行中に轢き殺した人物であり、ヒューイにとって最大の仇の一人だった。それでもAトレインは最後にヒューイを救うことを選び、ホームランダーの攻撃を受けて命を落とす。ヒューイは自分の人生を壊した男に救われるという状況に直面する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そのころブッチャーは、ヴォート社が開発したスープを殺すウイルスを利用してホームランダーを倒そうとしていた。このウイルスは『ジェン・ブイ』から続く物語ともつながっており、ブッチャーはさらに改良を加えて大量のスープを殺せる兵器にしようとする。彼はサミールからウイルスを受け取り、ホームランダーがヴィクトリア・ニューマンを殺したと信じ込ませることで、彼を利用しようとする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかし、ブッチャーが考えていた計画はホームランダーを殺すことだけではなく。ホームランダーを含め、すべてのスープを地上から消し去ろうとしていた。ヒューイやアニーたちはホームランダーを倒すためならウイルスを利用する可能性も考えるが、ブッチャーが復讐心に支配され、誰にも止められなくなることを警戒する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方、ホームランダーも自分の肉体が永遠ではないことを恐れ始める。彼は父親であるソルジャーボーイとの関係を利用し、初代コンパウンドVよりも強力な「V1」を探し始める。V1には不死身に近い肉体を作る可能性があり、ブッチャーが持つスープ殺しのウイルスに対抗できる可能性もあった。そのため、ホームランダーとブッチャーはそれぞれの目的からV1を追い始める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　シスター・セージはV1を再現しようとするが、実験は成功せず、被験者が死亡する。M.M.たちはV1の手がかりを得るため、かつてヴォート社の内部事情を知っていたレジェンドを捜す。レジェンドはヴォート社によって人生を奪われた過去を持ち、現在はヴォート社が所有する映画館で働いていた。M.M.たちは彼からV1を利用した可能性があるスープ、ボムサイトについての情報を得る。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーを神格化するためのプロパガンダや、彼に忠実なファイアクラッカーの立場、ブラック・ノワールIIとディープの関係、ソルジャーボーイの過去なども描かれる。ファイアクラッカーはホームランダーを崇拝する人々を増やすために宣伝活動を続けるが、ホームランダーは次第に彼女の忠誠心そのものを疑うようになる。シスター・セージもホームランダーにただ従っているわけではなく、独自の目的を持って行動していた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　やがてM.M.たちはレジェンドから得た情報を手掛かりに、V1に関係する場所へ向かう。そこにはかつてV1を使用したスープたちが集まっていた。彼らを追うなかで、ボムサイトがV1によって不死身に近い肉体を手に入れていたことが判明する。しかし、そこへソルジャーボーイが現れる。ソルジャーボーイはボムサイトの能力を奪い、不死身の肉体を失わせる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ソルジャーボーイはホームランダーに対して複雑な感情を抱いていたが、最終的には自分の息子であるホームランダーにV1を渡す。ホームランダーはV1を自ら使用し、不死身に近い肉体を手に入れようとする。これによって、ブッチャーが持つスープ殺しのウイルスがホームランダーに通用する可能性は大きく低下する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方、フレンチーとキミコは、それぞれが抱えてきた過去と向き合っていた。2人は互いに支え合いながら、ホームランダーとの最終決戦に備える。フレンチーはキミコを守ろうとし、キミコもまたフレンチーとの関係を通じて、自分がこれまで抱えてきた罪や過去に向き合っていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　抵抗組織の戦いには、『ジェン・ブイ』のマリー・モロー、ジョーダン・リー、エマ・マイヤーらも加わる。ホームランダー側の戦力が抵抗勢力を追い詰めるなか、フレンチーはキミコを守るために自分の命を犠牲にする。彼は放射線による攻撃に身をさらし、キミコを救う代わりに命を落とす。キミコは最愛の相手を失う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そして最終話では、ホームランダーがホワイトハウスを支配し、アメリカを完全に自分の手中へ収めようとする。ヒューイ、アニー、M.M.、キミコら残されたメンバーは、ホームランダーの支配を終わらせるためにホワイトハウスへ向かう。マリー、ジョーダン、エマらも戦いに加わり、ホームランダー側のスープたちと抵抗勢力が激突する。アニーとディープが戦い、ディープが海の生物たちに恨まれていて復讐される。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　戦いのなかでキミコはホームランダーと直接対峙し、彼の能力を奪うことに成功する。これまで誰にも止められなかったホームランダーは能力を失い、普通の人間と同じ存在になる。圧倒的な力を失ったホームランダーの前に、今度はブッチャーが現れる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーは命乞いをし、自分が何でもするから助けてくれと懇願する。しかし、ブッチャーはこれまでホームランダーによって命を奪われた人々や、妻ベッカのことを思い出し、彼を許さない。ブッチャーはバールを手に取り、ホームランダーの頭部を貫いて、ブッチャーとホームランダーの因縁に決着がつく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーを殺したブッチャーは、ホームランダーだけを殺しても十分ではないと考え、V1の影響でウイルスが効かなくなったスープも含め、すべてのスープを殺そうとする。ブッチャーはヴォートタワーへ向かい、スープ殺しのウイルスを建物のスプリンクラー設備に仕込もうとする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ヒューイはブッチャーを追い、彼の計画を止めようとする。ブッチャーはヒューイを説得し、自分の計画を実行しようとするが、ヒューイはこれ以上ブッチャーに人を殺させることを拒否する。2人は対立し、ヒューイはブッチャーを撃つ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　致命傷を負ったブッチャーはヒューイに抱えられ、自分が止まらなかった以上、ヒューイには自分を撃つしかなかったと受け入れる。そして、どれだけ自分がヒューイを苦しめても、ヒューイは最後まで自分自身を失わなかったことを認める。ブッチャーはそのまま息を引き取る。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　戦いが終わったあと、ヒューイ、アニー、M.M.、キミコたちは、それぞれの人生を歩み始める。ヒューイとアニーは新しい生活を選び、2人の間には子どもが生まれることが示される。M.M.も家族との生活を取り戻し、キミコはフレンチーを失った後、フランスへ移り住む。ライアンもブッチャーから距離を置き、自分自身の人生を選ぶ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーの支配が終わったことで、ヴォート社を中心とした体制も大きく変化する。スタン・エドガーがヴォート社に戻り、マリー、ジョーダン、エマらも生き残り、それぞれの物語が残される。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　最終的に、ホームランダーとブッチャーはともに死亡し、Aトレイン、フレンチー、ファイアクラッカー、ディープら多くの人物もそれぞれの結末を迎えておしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　長く続いてきた『ザ・ボーイズ』の物語が、ホームランダーとブッチャーの因縁に決着をつけるところまで描かれたことには、やはり感慨深いものがあります。シーズン1から続いてきた2人の対立を考えると、最後にホームランダーを倒すのがブッチャーであり、そのブッチャーを止めるのがヒューイという流れは、シリーズ全体を振り返ったときに大きな意味を持っていたと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ただ、最終シーズンとして見ると、個人的には少し盛り上がりに欠ける印象もありました。物語の進み方が、手掛かりを探して、次の情報を得て、実験をして、また別の手掛かりを探すという展開の繰り返しに感じられ、ホームランダーとの最終決戦にたどり着くまでの時間が長く感じられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかも、各キャラクターの状況や心情が毎話大きく変化するわけではないため、「いよいよ最終シーズンが始まった」という期待に対して、物語そのものの動きが少なく感じてしまいました。ホームランダーは最後まで支配を続け、ブッチャーはホームランダーを殺そうとし、ヒューイたちはその2人を止めようとするという基本的な構図が続きます。そのため、ホームランダーとブッチャーについても、長いシリーズを通して見てきたからこそ、もう少し新しい関係性や変化が描かれてもよかったように思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　特にヒューイは、シリーズの中心人物の一人だったにもかかわらず、最終シーズンでは存在感がやや薄かった印象です。最終的にはブッチャーを自分の手で止めるという重要な役割を担いますが、そこへ至るまでの物語では、他のキャラクターに比べて目立つ場面が少なく感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その一方で、最も印象に残ったのはフレンチーとキミコの物語でした。2人がこれまで抱えてきた過去や罪と向き合い、お互いを支えながら進んでいく姿は、最終シーズンの中でも特に感情移入しやすかったです。だからこそ、フレンチーの最期は非常に印象に残りました。ホームランダーとの戦いだけを中心にするのではなく、フレンチーとキミコという2人の関係にもしっかりと決着をつけたことで、シリーズ全体の人間ドラマとしての部分が強く感じられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　また、Aトレインの最期も印象的でした。かつてロビンを殺してヒューイの人生を大きく変えた人物が、最後にはヒューイを救うために命を落とします。Aトレインが完全に過去の罪を帳消しにできるわけではありませんが、最後の選択によって彼自身の物語にも一つの決着がついたように感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ホームランダーとブッチャーの結末についても、2人が最後まで互いを倒すことに執着し続けた点は、このシリーズらしかったです。ただ、ホームランダーを倒した後のブッチャーが、今度はすべてのスープを殺そうとする展開は、彼が最後まで復讐から逃れられなかったことを強調するものでした。そんなブッチャーを最後に止めるのが、彼が長年守ろうとしてきたヒューイだったという構図は、シリーズの締めくくりとしてよく考えられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　全体としては、長く続いた物語の主要人物たちにそれぞれの結末を与えたことには満足しています。ただ、最終シーズンとしては、そこへ至るまでの展開がやや同じことの繰り返しに感じられ、最後の決戦に向けた盛り上がりがもう少し欲しかったです。それでも、ホームランダー、ブッチャー、ヒューイ、アニー、M.M.、フレンチー、キミコたちが長い戦いの末にそれぞれの人生を選択するところまで描かれたことで、シリーズを追い続けてきたファンにとっては、感慨深い最終章になったと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日:2026/07/23 Amazonプライム・ビデオ</p>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">監督</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">フィル・スグリッシア</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">脚本</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">エリック・クリプキ</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">原作</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ガース・エニス</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">出演</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">カール・アーバン</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ジャック・クエイド</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">アントニー・スター</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">エリン・モリアーティ</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ジェシー・T・アッシャー</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ラズ・アロンソ</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">チェイス・クロフォード</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">トマー・カポン</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">福原かれん</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ネイサン・ミッチェル</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">コルビー・ミニフィ</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">スーザン・ヘイワード</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">バロリー・カレー</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ジェフリー・ディーン・モーガン</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ジャレッド・パダレッキ</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ミシャ・コリンズ</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">ダヴィード・ディグス</td></tr></tbody></table></figure>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>映画【ジュラシック・パーク】感想(ネタバレ):恐竜が暴走する名作SF</title>
		<link>https://umemomoliwu.com/jurassic-park</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[DVDorBlu-ray]]></category>
		<category><![CDATA[U-NEXT]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[さ行]]></category>
		<category><![CDATA[パニック]]></category>
		<category><![CDATA[洋画]]></category>
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					<description><![CDATA[●こんなお話 　人間の手で恐竜が蘇って、生きた恐竜が見られるテーマパークを作ろうとするけど。案の定、恐竜たち逃げ出して人間がパクパク食べられていく話。 ●感想 　冒頭では、何か危険な生き物を運搬している緊張感あふれる場面 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph"> 　人間の手で恐竜が蘇って、生きた恐竜が見られるテーマパークを作ろうとするけど。案の定、恐竜たち逃げ出して人間がパクパク食べられていく話。</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　コスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島では、恐竜をよみがえらせたテーマパーク「ジュラシック・パーク」の開園準備が進められていた。しかし、檻へヴェロキラプトルを移送していた作業員が襲われて命を落とす事故が発生する。莫大な資金を投じた投資家たちはパークの安全性に疑問を抱き、運営会社インジェン社の創設者ジョン・ハモンドは、安全性を証明するため専門家たちを島へ招待することを決める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　古生物学者アラン・グラント博士と古植物学者エリー・サトラー博士は発掘調査中、突然ハモンドから島への招待を受ける。研究資金の提供を条件に依頼を引き受けた二人は、数学者イアン・マルコム博士、投資家側の代理人ドナルド・ジェナーロとともにヘリコプターで島へ向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　島へ降り立った一行は、草原を歩く巨大なブラキオサウルスを目の当たりにし、絶滅したはずの恐竜が実際に生きている光景に言葉を失う。その後もパラサウロロフスやトリケラトプスなど数多くの恐竜が自然の中で生活する姿を見学し、誰もが驚きを隠せない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ビジターセンターでは、恐竜復活の仕組みが説明される。琥珀に閉じ込められた蚊の体内から恐竜のDNAを採取し、不足した遺伝子はカエルのDNAで補完することでクローンを誕生させていた。また繁殖を防ぐため、すべて雌だけが作られていると研究主任ヘンリー・ウーが説明する。しかしマルコムは「生命は必ず道を見つける」と語り、人間が自然を完全に支配できるという考えそのものへ警鐘を鳴らす。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一行は危険なヴェロキラプトルの飼育施設も見学する。ゲームキーパーのロバート・マルドゥーンは、ラプトルは仲間同士で連携し、檻の弱点を学習するほど知能が高いと説明し、最も危険な恐竜だと警告する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方、システム管理者デニス・ネドリーは競合企業バイオシンから高額報酬を提示され、恐竜の胚を盗み出す計画を進めていた。特殊なシェービングクリーム缶へ胚を隠し、停電を起こして島から持ち出そうと準備を進める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ハモンドの孫ティムとレックスも加わり、自動運転車によるパーク見学が始まる。しかし期待していたティラノサウルスは姿を見せず、一行は拍子抜けしたままツアーを続ける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その夜、ネドリーは計画を実行する。島全体のセキュリティシステムと電気柵を停止させ、胚を持って脱出しようとするが、大雨で道に迷ってしまう。途中でディロフォサウルスに遭遇し、小型だから危険はないと油断した結果、毒液を顔へ吐きかけられて視界を奪われる。車へ逃げ込んだものの、そのまま襲われて命を落とし、盗んだ胚も泥の中へ消えてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ネドリーの死によってシステムは停止したままとなり、ティラノサウルスを囲う電気柵も機能しなくなる。雨の中、ツアー車両が停止していると巨大な足音が響き、ティラノサウルスが柵を破って出現する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ティラノサウルスはトイレへ逃げ込んだジェナーロを便器ごと食い殺し、続いてツアー車両を激しく襲撃する。マルコムは発炎筒で恐竜の注意を引きつけるが重傷を負い、グラントは車から放り出されたティムとレックスを必死に救出する。ティラノサウルスに押された車は崖へ転落し、グラントは崖下まで降りてティムを助け出す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　翌朝、グラントは子どもたちを連れて徒歩でビジターセンターを目指す。旅の途中で恐竜の卵を発見し、繁殖できないはずの恐竜が子孫を残している事実に気付く。カエルのDNAには環境に応じて性別を変える種類が存在し、その性質が恐竜にも現れていたのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その頃、システム担当のレイ・アーノルドが電源復旧作業へ向かったまま戻らないので、サトラーは負傷したマルコムを介抱しながら、マルドゥーンとともに電源施設へ向かう。マルドゥーンはラプトルを一頭見つけて狙いを定めるが、背後へ回り込んでいた別のラプトルに襲われ命を落とす。 サトラーはラプトルに襲われた彼の切断された腕だけを発見する。辛うじて施設へたどり着き、ブレーカーを手動で復旧させることに成功する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方、グラントたちは木の上で一夜を過ごし、ブラキオサウルスと触れ合ったり、ガリミムスの群れをティラノサウルスが狩る様子を目撃したりしながらビジターセンターへ向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　グラントたちがビジターセンターへ戻ると、ヴェロキラプトルが建物内へ侵入していた。厨房ではティムとレックスがラプトルに追われ、冷蔵庫や棚を利用して必死に逃げ回る。レックスはコンピューターを操作してシステムを再起動し、施設内の扉を閉鎖することに成功するが、ラプトルはなおも執拗に人間たちを追い詰める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　最後はロビーで二頭のラプトルに囲まれ、グラントたちは絶体絶命となる。しかし突然ティラノサウルスが建物へ突入し、ラプトルへ襲いかかる。巨大な肉食恐竜同士の激しい戦いが始まり、その隙を突いて脱出する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ハモンド、グラント、サトラー、マルコム、ティム、レックスはヘリコプターで島から脱出する。ヘリコプターは島を後にしておしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　冒頭では、何か危険な生き物を運搬している緊張感あふれる場面から始まり、その直後に恐竜博士である主人公たちがテーマパークの視察へ招待されます。そしてブラキオサウルスが悠然と姿を現す場面は、何度観ても圧倒的なスケールを感じさせる名シーンでした。主人公たちと同じ驚きを観客にも体験させる演出は、スティーヴン・スピルバーグ監督ならではの見せ方だと感じます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その後は恐竜復活の仕組みが丁寧に説明され、「本当に恐竜は現れるのか」という期待を高めながら物語が進みます。しかし、最初に見られたのは病気になったトリケラトプスで、思い描いていたテーマパークとは少し違う空気が流れます。そこへ大型の台風が接近し、さらに産業スパイであるネドリーの裏切りが重なったことで、一気に悪夢のサバイバルへ変わっていく展開が非常に見事でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ティラノサウルスの襲撃やヴェロキラプトルとの攻防は、今観ても緊張感がまったく色あせません。特にティムとレックスが次々と危険へ巻き込まれる場面では、本当に恐竜に食べられてしまうのではないかと思わせるほどの迫力があり、何度観ても手に汗握ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　また、子どもが苦手だったグラント博士がティムとレックスを守りながら少しずつ心を通わせ、疑似的な親子のような関係を築いていく描写も作品の大きな魅力でした。壮大な恐竜映画でありながら、人間ドラマもしっかり描かれているからこそ、長年愛され続けているのだと思います。CGと実物模型を組み合わせた映像も現在でも十分な説得力があり、本当に恐竜が目の前で生きているような感覚を味わえる傑作でした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日: 2015/07/26 Blu-ray　2026/07/18 U-NEXT</p>



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<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>監督</th><td>スティーヴン・スピルバーグ&nbsp;</td></tr><tr><th>脚本</th><td>マイケル・クライトン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>デイヴィッド・コープ&nbsp;</td></tr><tr><th>原案</th><td>マイケル・クライトン&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>出演</th><td>サム・ニール&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ローラ・ダーン&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ジェフ・ゴールドブラム&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>リチャード・アッテンボロー&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>アリアナ・リチャーズ&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ジョセフ・マゼロ&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>ウェイン・ナイト&nbsp;</td></tr><tr><th></th><td>サミュエル・Ｌ・ジャクソン&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>
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		<title>映画【TOKYOタクシー】感想(ネタバレ):人生と歴史を乗せた旅</title>
		<link>https://umemomoliwu.com/tokyo-taxi</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 19 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[DVDorBlu-ray]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[ヒューマンドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[英数字]]></category>
		<category><![CDATA[邦画]]></category>
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					<description><![CDATA[●こんなお話 　タクシー運転手と85歳の女性が、東京を巡りながら人生を振り返る話 ●感想 　山田洋次監督作品らしく、登場人物が自らの人生を言葉で丁寧に語る場面が多く、序盤は説明台詞の多さが少し気になりました。しかし、物語 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　タクシー運転手と85歳の女性が、東京を巡りながら人生を振り返る話</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　夜明け前、個人タクシー運転手の宇佐美浩二は長い勤務を終えて帰宅する。疲れ切った体で家に戻ると、娘が音楽大学付属校への推薦入学を目指せることになったという嬉しい知らせを聞く。しかし、そのためには高額な学費や諸費用が必要だと知り、家計を支える父親として複雑な思いを抱えたまま床に就く。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そんな矢先、同業者から急な連絡が入り、対応できなくなった予約客を代わりに送ってほしいと頼まれる。宇佐美は依頼を引き受け、指定された場所へ向かうと、高野すみれという高齢女性を乗せる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　本来であれば老人ホームへ送り届けるだけの仕事だったが、すみれは目的地へ直行する前に「東京をもう一度見て回りたい」と願い出る。人生の終わりを迎える前に、自分にとって忘れられない場所を巡りたいという申し出を受け、宇佐美は戸惑いながらも車を走らせることにする。こうして二人は、東京の街を巡る一日限りの旅へと出発する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　移動を続ける中で、すみれは自身の半生を少しずつ語り始める。幼い頃に東京大空襲で父親を亡くし、戦後の混乱期を懸命に生き抜いたこと、やがて朝鮮人の青年と出会い、互いに惹かれ合って子どもを授かったことなど、胸に秘め続けてきた記憶を打ち明けていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　しかし、その穏やかな時間は長く続かず、後に再婚した男性から激しい暴力を受けるようになり、子供に対する態度などで耐え続けた末にある日怒りが爆発する。すみれは夫の股間に油をかけて、その事件によって殺人未遂の罪で起訴され、服役することになった過去まで隠すことなく明かす。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　やがて夜になり、宇佐美はすみれを老人ホームへ送り届ける。その前に二人は最後の食事を共にし、穏やかな時間を過ごす。別れ際、すみれは「ホテルに泊まりたい」と言うが宇佐美は拒否してホームへ入れる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　数日後、宇佐美は妻を連れて老人ホームを訪れる。しかし、そこで職員からすみれが亡くなったことを知らされる。突然の訃報に言葉を失った宇佐美は、そのまま葬儀に参列することになる。葬儀会場では弁護士から声をかけられ、すみれが生前に残していた遺言書と、一億円の小切手を託される。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　エンドロールで、若き日のすみれが戦後に愛した朝鮮人の恋人と幸せそうに踊る姿が映し出されておしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　山田洋次監督作品らしく、登場人物が自らの人生を言葉で丁寧に語る場面が多く、序盤は説明台詞の多さが少し気になりました。しかし、物語が進むにつれて自然とその語り口に引き込まれ、不思議と心地よく感じられるようになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　作中では東京大空襲や北朝鮮への帰国事業といった歴史的出来事にも触れられており、一人の女性の人生を通して昭和という時代を振り返る構成になっています。また、DVという社会問題も描かれていますが、登場人物の歩んできた人生の一部として描写されており、時代背景への理解も深まりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方で、タクシー運転手・宇佐美が抱える娘の進学費用という現実的な問題も並行して描かれます。ただ、このエピソードは物語全体の中ではやや存在感が薄く、終盤の展開へ向けた役割が中心という印象を受けました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　全体としては会話を軸にした作品であり、派手な展開を期待すると物足りなさを感じるかもしれません。一方で、人生の歩みや昭和の歴史、人との出会いをじっくり味わいたい方には、山田洋次監督らしい温かさを感じられる一本でした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日:2026/08/01 DVD</p>



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<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">監督</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">山田洋次&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">脚本</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">山田洋次&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">朝原雄三&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">原作映画「パリタクシー監督</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">クリスチャン・カリオン&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left">出演</th><td class="has-text-align-left" data-align="left">倍賞千恵子&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">木村拓哉&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">蒼井優&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">迫田孝也&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">優香&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">中島瑠菜&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">神野三鈴&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">イ・ジュニョン&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">マキタスポーツ&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">北山雅康&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">木村優来&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">小林稔侍&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">笹野高史&nbsp;</td></tr><tr><th class="has-text-align-left" data-align="left"></th><td class="has-text-align-left" data-align="left">大竹しのぶ&nbsp;</td></tr></tbody></table></figure>
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		<title>ドラマ【ゲーム・オブ・スローンズ 第七章：氷と炎の歌】感想:ドラゴンと死者の軍勢が激突する第七章の壮大な戦い</title>
		<link>https://umemomoliwu.com/game-of-thrones-season7</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[jb]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Aug 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[DVDorBlu-ray]]></category>
		<category><![CDATA[☆☆☆☆☆]]></category>
		<category><![CDATA[か行]]></category>
		<category><![CDATA[ドラマ]]></category>
		<category><![CDATA[ファンタジー]]></category>
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					<description><![CDATA[●こんなお話 　だんだんと今までのキャラクターが集結してぶつかりあってくるシーズン。 ●感想 　世界中に散らばっていた登場人物たちが、ついに一つの物語へ収束していく高揚感に満ちたシーズンでした。これまで何年もかけて積み重 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">●こんなお話</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　だんだんと今までのキャラクターが集結してぶつかりあってくるシーズン。</p>



<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>詳細ネタバレあらすじ</summary>
<p class="wp-block-paragraph">　デナーリス・ターガリエンは三頭のドラゴンと無垢軍団、ドスラク騎兵団を率いて、ついに祖先の故郷ドラゴンストーンへ帰還する。かつてターガリエン家の本拠地だった城へ足を踏み入れたデナーリスは、ティリオン・ラニスターを〈王の手〉に任命し、ミッサンデイ、ヴァリス、グレイ・ワームらとともに鉄の玉座奪還へ向けた作戦を開始する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　一方、キングズランディングでは大聖堂爆破事件を経てサーセイ・ラニスターが七王国の女王として即位していた。しかしタイレル家やドーン勢力を敵に回したことで味方は限られており、頼れる存在は弟ジェイミーと、新たに同盟を結んだユーロン・グレイジョイくらいしか残されていなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　北部ではジョン・スノウが〈北の王〉として諸侯をまとめていた。しかし彼にとって最大の脅威は鉄の玉座を巡る争いではなく、壁の向こうから迫りつつあるホワイトウォーカーの軍勢だった。サムウェル・ターリーからドラゴンストーン地下に大量のドラゴングラスが眠っていると知らされたジョンは、人類の未来のためにデナーリスとの同盟を求めて南へ向かう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その頃、アリア・スタークは〈赤い婚礼〉でスターク家を虐殺したウォルダー・フレイへ復讐を果たしていた。フレイに成り代わったアリアは宴席に集められたフレイ家の男たちへ毒入りの酒を振る舞い、一族の主要人物を一掃する。その後、彼女は故郷ウィンターフェルへ帰還し、サンサやブランとの再会を果たす。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ドラゴンストーンで初めて対面したジョンとデナーリスは、当初は互いに譲らなかった。デナーリスは忠誠を誓うよう求め、ジョンはホワイトウォーカーという人類共通の敵の存在を訴える。しかしジョンが洞窟の壁画を見せ、はるか昔に人類と森の子らがホワイトウォーカーと戦っていた証拠を示したことで、デナーリスは次第に彼の言葉を信じ始める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その一方で戦況はサーセイ側へ傾いていく。ユーロン・グレイジョイの艦隊はヤーラ・グレイジョイたちを急襲し、エラリア・サンドとタイエニー・サンドを捕虜にする。サーセイは娘ミアセラを失った復讐として、エラリアの目の前でタイエニーへ同じ毒を与え、自らの怒りをぶつける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　さらにジェイミー率いるラニスター軍はタイレル家の本拠地ハイガーデンを陥落させる。追い詰められたオレナ・タイレルは毒を飲み、自ら最期を選ぶ。そして死の直前、ジョフリー王を毒殺した真犯人が自分だったことをジェイミーへ告白する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　怒ったデナーリスはドラゴンのドロゴンとドスラク軍を率いてラニスター軍を急襲する。ドラゴンの炎によって兵士や補給物資は次々と焼き払われ、戦場は一瞬で地獄絵図へ変わる。ジェイミーは自ら槍を手にドロゴンへ突撃するが、間一髪のところでブロンに救われる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ウィンターフェルではリトルフィンガーことピーター・ベイリッシュがサンサとアリアの間に不信感を植え付けようと暗躍していた。しかしブランの能力によってベイリッシュの数々の裏切りが明らかとなり、サンサは彼を裁く決断を下す。アリアはその場でベイリッシュの喉を切り裂き、陰から操ってきた男はその生涯を終える。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　サムウェルはシタデルで古文書を調査する中で、レーガー・ターガリエンとリアナ・スタークが正式に結婚していた事実を発見する。この記録はジョン・スノウの出生の秘密へと繋がっていく重要な証拠だった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　ジョンはサーセイへホワイトウォーカーの脅威を証明するため、壁の北側へ向かい、生ける屍を捕獲するという危険な作戦を実行する。ジョラー・モーモント、ハウンド、ジェンドリー、ベリック、ソロスらとともに進軍するものの、彼らは死者の軍勢に包囲され孤立してしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　救援に駆けつけたデナーリスは三頭のドラゴンで死者を焼き払うが、夜の王が放った氷の槍によってヴィセーリオンが撃墜される。湖へ沈んだドラゴンはその後、夜の王によって蘇生され、青い炎を吐くアンデッド・ドラゴンへと変貌する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　キングズランディングで開かれた停戦会談では、ジョンたちは捕獲したワイトをサーセイへ見せ、人類同士の争いを一時停止して北へ援軍を送るよう求める。サーセイは表向きには協力を約束するものの、実際には軍を動かすつもりはなく、密かに黄金兵団を雇う計画を進めていた。この方針に失望したジェイミーは姉のもとを離れ、北へ向かう決断を下す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　その頃、ジョンとデナーリスは互いに強く惹かれ合い、ついに結ばれる。しかし同時にブランとサムの会話によって、ジョンの本名がエイゴン・ターガリエンであり、レーガー・ターガリエンとリアナ・スタークの嫡出子であることが明らかになる。ジョンはネッド・スタークの私生児ではなく、ロバート・バラシオンから命を守るためネッドが自らの子として育てていた存在だった。そして彼はデナーリスの甥であり、鉄の玉座の正統な継承権を持つ人物でもあった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そしてシーズンのラストでは、夜の王は蘇生したヴィセーリオンに乗って壁へ到達する。青い炎によって長年人類を守り続けてきた巨大な壁は崩壊し、死者の軍勢はついにウェスタロスへの侵攻を開始する。王座を巡る争いは終わりを迎えようとしていた一方で、世界そのものの存亡を懸けた戦いが目前まで迫っていた。でおしまい。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">●感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">　世界中に散らばっていた登場人物たちが、ついに一つの物語へ収束していく高揚感に満ちたシーズンでした。これまで何年もかけて積み重ねてきた人間関係や因縁があるからこそ、ジョンとデナーリスが初めて対面する場面や、サーセイを含めた主要人物たちが同じ空間へ集結する場面には、それだけで胸が熱くなるものがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　テレビシリーズならではの長い積み重ねが生きており、かつて敵対していた人物たちが共通の敵の前で手を取り合う姿には独特の感慨がありました。ホワイトウォーカーという存在がいよいよ目前まで迫り、人類同士の争いが少しずつ意味を失っていく流れも見事だったと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　戦闘シーンの迫力も圧巻でした。特にドロゴンがラニスター軍へ突撃する場面は、ドラゴンが戦場へ投入された場合の恐ろしさを真正面から描いており、映画作品にも匹敵するスケールを感じました。兵士たちの視点から描かれる炎と混乱の映像は凄まじく、シリーズ屈指の名場面だったと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　また、ジョンやハウンド、ジョラー、ベリックたちが壁の向こうへ向かうエピソードも印象的でした。まるで髭のおじさんオールスターのような顔ぶれが並んで歩いていく光景には、不思議な高揚感がありましたし、その後に待ち受けるゾンビ軍団との死闘も見応え十分でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　そして何より、このシーズンは長い旅路を歩んできた登場人物たちへの愛着を改めて実感する内容だったように思います。アリア、サンサ、ブランのスターク家の再会、ジェイミーの決断、ジョンの出生の秘密の発覚など、これまで積み重ねてきた物語が次々と実を結び始めていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">　最終話で主要人物たちが同じ画面へ並んでいるだけで感動してしまうのは、七年間という長い時間をかけて物語を追い続けてきた視聴者への何よりのご褒美のようでした。最終決戦を目前に控え、期待と興奮が最高潮まで高まる、まさに嵐の前夜のようなシーズンでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">☆☆☆☆☆</h2>



<p class="wp-block-paragraph">鑑賞日:2020/01/04 DVD　2026/07/15 U-NEXT</p>



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<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>製作総指揮</th><td>デヴィッド・ベニオフ</td></tr><tr><th>原作</th><td>ジョージ・R・R・マーティン</td></tr></tbody></table></figure>



<figure class="wp-block-table"><table><tbody><tr><th>出演</th><td>ピーター・ディンクレイジ</td></tr><tr><th></th><td>エミリア・クラーク</td></tr><tr><th></th><td>キット・ハリントン</td></tr><tr><th></th><td>メイジー・ウィリアムズ</td></tr><tr><th></th><td>ニコライ・コスター＝ワルドウ</td></tr><tr><th></th><td>レナ・ヘディ</td></tr><tr><th></th><td>ソフィー・ターナー</td></tr><tr><th></th><td>アイザック・ヘンプステッド＝ライト</td></tr></tbody></table></figure>
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